AM技術 付加―除去製造工程のポテンシャルと課題
2021-10-10
AM技術における後工程
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<a href="https://infopolis.org/images/2021/10/additive01.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-medium wp-image-51" src="https://infopolis.org/images/2021/10/additive01-300x191.jpg" alt="" width="300" height="191" srcset="https://infopolis.org/images/2021/10/additive01-300x191.jpg 300w, https://infopolis.org/images/2021/10/additive01.jpg 529w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a>
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<span style="font-size: 14pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">Additive加工で</span>製品を使える状態にするには<span style="color: #ff0000;">後工程が必要だ</span></strong></span><br />そう言い切っている
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製品として要求される品質を達成する事が大前提になっている<br />そういう前提で研究しているのはとても<span style="color: #ff0000;"><strong><span style="font-size: 14pt;">実用的</span></strong></span>だと思う
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Additiveという製造法の問題点を認めて<br />ひとつひとつ問題点をあぶりだし<br />それを解決するために何をしたらいいか研究している
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当たり前といえばそれまでだけど<br />本当にそれを受け止めて前を見ている人はどれだけいるだろうか?
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どこかAdditiveはAdditiveだから<br />従来の品質は達成できないよね・・・<br />そんなできないところには目をつぶって、できるところをがんばればいいじゃん・・・
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そんな風に思っていないかな?
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でも、そのできないところが避けて通れないものだったら<br />目をつぶっちゃいけないよね
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避けて通れないところをきっちり追い込めるかどうかで<br />実用化に意味があるかどうかが見えてくる
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<span style="font-size: 14pt; color: #ff0000;">現実から逃げちゃいけない!</span>
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そういう事を感じさせてくれる発表だった
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プレゼンしたのは
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Hans-Christian Möhring教授<br />Prof. Dr.-Ing. Hans-Christian Möhring<br />シュトゥットガルト大学の工作機械研究所主任<br />Leiter des Instituts für Werkzeugmaschinen der Universität Stuttgart
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AM技術の課題、除去加工の課題
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<a href="https://infopolis.org/images/2021/10/additive03.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-medium wp-image-53" src="https://infopolis.org/images/2021/10/additive03-300x187.jpg" alt="" width="300" height="187" srcset="https://infopolis.org/images/2021/10/additive03-300x187.jpg 300w, https://infopolis.org/images/2021/10/additive03-1024x639.jpg 1024w, https://infopolis.org/images/2021/10/additive03-768x479.jpg 768w, https://infopolis.org/images/2021/10/additive03.jpg 1170w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a>
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<a href="https://infopolis.org/images/2021/10/additive04.jpg"><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-medium wp-image-54" src="https://infopolis.org/images/2021/10/additive04-300x187.jpg" alt="" width="300" height="187" srcset="https://infopolis.org/images/2021/10/additive04-300x187.jpg 300w, https://infopolis.org/images/2021/10/additive04-1024x639.jpg 1024w, https://infopolis.org/images/2021/10/additive04-768x479.jpg 768w, https://infopolis.org/images/2021/10/additive04.jpg 1170w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a><br />上のシートに書かれてるのは
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Additive(AM)の課題:
- 均質で安定した溶湯
- 高密度
- ポロシティ無:やはり現状は骨粗鬆症のイメージか?
スカスカじゃないという事だろう やっぱりまだ材料がボソボソしているのが問題だって事なんだね
除去加工の課題:
- 小さな切削応力
- きれいな切粉
まあ、サラっと削ってきれいな切粉を出すってことね
ポロシティって何だ?だよね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3
Wikipediaによれば
- ポロシティ(porosity, void fraction)とは、固体物質が小孔や割れ目、粒子間空隙などの空間(void, pore)を含む量を表す尺度。物質の全体積に占める空間の体積の割合で定義され、0 – 1または0 – 100%の値を取る。この概念が用いられる分野には薬剤学、窯業、金属工学、物質科学、製造業、地球科学、土質力学などがある。
- ポロシティに対する日本語の訳語は統一されておらず、分野によって多岐にわたる用語が使用されている。『科学大事典』(丸善)[1]および『物理学辞典』(培風館)[2]では、一般の多孔質固体については多孔度、粒子が集積した粉体については空隙率の訳語を充てている。日本工業規格では多孔質固体を中心に気孔率を用いる例が多いが、ほかにも表のような例がある。土壌に関しては空隙率のほか間隙率や間隙比が用いられる[1][3]。このほか、ブローホールやボイドの意味で「ポロシティ」が使われることもある[4]。
AM技術を製品化するためのアプローチ
下穴がある形状の場合も
どんな下穴にすれば、従来の除去加工と同様の品質が得られるか
つまり
・丸が良いのか四角が良いのかとかの形状や
・取り代はどれくらいが良いのか
などを気にしつつ、実験している
まとめ方
問題点をきちんと押さえて
科学的アプローチをしようとしている事が感じられる