Maschinenmarkt誌の2022年12月23日配信メルマガに
今年人気だった記事のまとめがありました

今回は、その概略を紹介します

それぞれの内容チェックはまた別の機会に

低温冷却加工

二酸化炭素を使った低温冷却のレトロフィット装置を開発した

稼働中の機械に比較的容易に取り付けることができるという

低温冷却というと窒素ガスが使われるのかと思っていましたが、二酸化炭素でも代用できるとなると、ガスとしての取り扱いが格段に楽になるということですね

Grobの電気自動車用モータ組み立て装置 ヘアピンマシン

自動車部品加工を得意とするGrob-Werke

得意といっても、主要部品はシリンダブロックやシリンダヘッドなどだった

それが電気自動車の普及をトレンドと見るや
金属加工とは関係ない商品を次々と開発してきた

需要を見極めながら、従来の技術にこだわらない開発姿勢は
とても柔軟ですばらしい

ここで紹介されているのは

電気モータのステータ巻線装置、ヘアピンと呼ばれる商品だ

電気自動車のステータハウジング加工

電気自動車で内燃エンジンが無くなっても、代わりに電気モータが使われる限り、モータハウジングが金属切削の対象加工物として残る

それをいかに効率よく加工するかを考える時、複合加工機はおもしろい選択肢だ

3Dメタルプリント

金属切削において、加工する時に出る切粉は無駄なのだと言われてきた

その意味で、3Dプリント、アディティブマニュファクチャリングは金属加工の進化と言って良いだろう

構造的な強度をどう確保するかなどの課題はあるが、今後の動向からは目が離せない

まとめ

人気があるということは

  • 現実のトレンドに対応している
  • コスト的に現実味がある

そう感じた人が多かったということでしょう